家の売却を行うベストなタイミングとは|家売却を泉区でお考えならご相談ください。

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家の売却を行うベストなタイミングとは

質問 私には亡き祖父から相続された不動産があります。
祖父が裕福だったことは承知していましたが、実際にどのような仕事をしていたかよく把握していなくて、どのくらいの資産を持っていたかも孫の私は全く認識していませんでした。
そもそも、子供でもない私が祖父の所有する遺産をもらえるとはこれっぽっちも思っていなくて、遺言書に私たち孫の名前が記載されていて、それぞれに不動産を相続すると書かれていたことを知ったのも、祖父の葬儀を終えてからしばらく経ってからでした。
父を含めて祖父には4人の子供がいて、叔父や叔母から私が祖父の遺産の一部を相続することをどのように思われるか心配で、相続を放棄することも考えましたが、父から全員十分な遺産をもらえることになっているし、誰も孫のお前たちが遺産を相続しても変に思わないから安心して遺産を相続するように言われてホッとしました。
ということで、ありがたく相続させてもらいました。私が相続したのは神奈川の横浜市泉区にある一軒家で、そこは空き家のままになっています。
祖父は私を含めた孫たちに、相続した不動産を自分たちが住む場所として利用してもいいし、売却して生活の足しにしてくれてもいいと遺言書に記載してくれていました。祖父は自分の子供たちにはとても厳しい人だったようですが、私たち孫にはいつもニコニコした笑顔で接してくれて、凄く優しいおじいちゃんでした。
祖父が亡くなったときには独身で、相続した家をどうするか全く考えていなくて、相続してしばらくは父に管理をしてもらっていました。しかし、2年前に結婚して子供もでき、すでに実家は出て職場の近くのマンションに住んでいて、今は自分で相続した家の管理をしています。
子供ができてから妻ともそろそろマイホームを持ってもよいのでは?と話していて、近い将来実現させようと考えています。
もし祖父から不動産を相続していないなら、住宅ローンを組んで家を建てることになったと思いますが、私が相続したのはそれなりに大きな土地に建っている一軒家で、売却すれば職場の近くに土地を買ってマイホームを新築するだけのお金は得られると思います。
できれば売却して家を建てて、余ったお金を子供の教育資金に充てられればよいと考えています。ということで、少しでも高く相続した家を売りたいのですが、家の売却を行うベストなタイミングについて教えて欲しいので、ご回答よろしくお願いいたします。
A

相場が右肩下がりなら売却のタイミングです

基本的に、不動産を売却するよきタイミングは、不動産相場が右肩下がりになってきたときです。ベストタイミングは、不動産の相場が下がり始めたときですが、それを把握することは難しいので、この先も下落すると見越したタイミングで売却することをおすすめします。
右肩下がりが続いていて、価格が下落し続けている状態なら、この先さらに価格が下がり続ける可能性が高いので、できるだけ早めに売却した方がよいと言えます。
反対に、相場が右肩上がりでこの先も上昇することが予想される状況なら、すぐに売らないで、相場が落ち着く、もしくは下落するまで待った方がよいと言えます。
しばらく相場が横ばいでほとんど動いていない状態なら、自分たちの家が欲しいタイミングで売却すればよいと思います。
不動産の相場は地域によって変動の仕方が異なるので、家の売却を検討しているなら、こまめに相場をチェックして、しかるべきタイミングで売りに出しましょう。
家を売るべきタイミングは、築年数も大きく関係します。戸建住宅の場合は、築15年までに急速に下落していき、その後は10〜20%の割合で資産価値が横ばいになります。
そのため、所有している家の築年数が15年経っていないなら、15年に近づくにつれ価格が大きく下がってしまうので、早めに売却した方がよいと言えます。すでに15年を超えているなら、それほど急ぐ必要はありません。
相続した家を売却する場合は、相続税の申告期限の翌日以後3年を経過する日までに売却することで、「相続税が取得費に加算される特例」を利用できます。相続税の申告期限は、被相続人が死亡したことを知った日の翌日から10ヶ月以内です。
つまり、被相続人が亡くなってから3年10ヶ月までのタイミングで相続する家を売却すればよいことになります。
今回は関係ないかもしれませんが、もし住宅ローンを利用する場合は、低金利でローンを組めるときが売り時だと言えます。
家の売却の成約件数が増えるのは2〜3月で、この時期は転勤や進学前で不動産の需要が高くなるため、家を売りに出すよきタイミングと言えます。
家を売るベストなタイミングを見極めるには、不動産の相場や資産価値の変化、時期など様々な要素を総合的に検討する必要があります。それを素人が完璧に把握することは難しいので、判断に迷ったときには不動産のプロである不動産会社に相談することをおすすめします。

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