相続した家を早めに売却するメリットとは?|家売却を泉区でお考えならご相談ください。

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相続した家を早めに売却するメリットとは?

質問 父が亡くなり約2週間が経ちました。突然のことで葬儀の準備などやることがたくさんあって、葬儀中には仕事を休んでいて、その間にやることも増えてこの2週間はかなりバタバタで今もまだ忙しいです。
今後四十九日の法要の準備も長男である私が主体となってしなくてはいけなくて、その後は私の他に3人いる兄弟で遺産相続の話を進めて手続きを実行していかなければいけません。
父は複数の不動産を所有していて、4人で遺産を分割しても相続税がかかると思います。現在お世話になっている弁護士さんに遺産の詳細を調べてもらっていますが、預貯金だけでは税金を支払えないみたいなので、不動産の売却を余儀なくされると思います。
実家の他の不動産は全て更地です。私としては誰が相続するか分かりませんが、空き家となる実家を売却した方がよいと思っているのですが、相続した家を早めに売却するメリットがあれば教えて欲しいです。
それと、古い戸建住宅を少しでも高く売るための成功の秘訣やコツなどがあればそれも併せて知りたいので、ご回答よろしくお願いいたします。
A

固定資産税の負担がなくなるなど複数のメリットがあります

まず、相続した家を早めに売ることで得られるメリットには、固定資産税や都市計画税の負担がなくなることが挙げられます。
特に、相続した家に住まなかったり人に貸して収入を得ることをしなかったりする場合は、相続後家を手放すまでずっと税金を支払い続けなくてはいけなくなるため、税金の支払い義務を免れることは大きなメリットだと言えます。
相続不動産を売却すれば、控除や特例を受けられることも大きなメリットです。不動産を売却したときに発生する税金は税額も大きく、不動産を相続した日から一定の期間が経過する前に不動産を売却すれば税金が優遇されることになることを知らない方も少なくないようです。
他の不動産も含みますが、家を売却して現金化することにより、遺産分割がしやすくなることもメリットとして挙げられます。
ちょうどよく不動産を1つずつ分割して相続できれば問題ないですが、不動産を共有名義で相続すると、売却時に名義人全員の同意が必要になったり、固定資産税の負担割合をどうするかなどの面倒なことがいろいろ生じてしまったりします。
相続した家を売却すると、火災保険料や地震保険料の残存期間分が戻ってくるということもメリットとして挙げられます。
これはあくまで保険に加入していた場合に限ります。ただし、保険料の残存期間分を取り戻すには自分で保険会社に申請しなくてはいけません。
古い家の売却を成功させるには、不動産選びが重要となります。自分で買い手を見つけるという方法もありますが、不動産を売却するときには多額のお金が動くため、きちんとした契約書を作成するなど面倒な手間がかかります。
安易に取引を成立させてしまうと、後から大きなトラブルになって損害賠償請求をされるようなことあるので十分な注意が必要です。そもそも自分で買い手を見つけることは難しいため、不動産取引ではほとんどのケースで間に仲介業者である不動産会社を入れることになります。
家の売却を始めるときには、不動産会社の査定を受けて、会社を選ぶという流れになるのが一般的です。査定額が高くても、必ずその金額で取引が成立するわけではないので、各社の販売実績などを確認して最も高く売る能力のある不動産会社を選択することが大事になります。
古い家の売却を任せるなら、そのエリアに精通していて普段から戸建住宅を数多く取り扱いしている会社を選択することがポイントです。
良さそうな不動産会社が見つかっても、誰が担当するかで結果が変わってくるので、担当者の経験値や能力などもよく確認したうえで判断しましょう。
不動産会社に査定依頼をする前に自分で売却相場を調べて、ある程度の売却希望額を設定しておくことも、家の売却を成功させる重要なポイントとなります。
相続した古い家を売却するときには、測量についても確認することが大事です。登記簿を見れば土地の面積は記載されていますが、それが必ずしも正しいとは限りません。
古い住宅は、境界標が確認できずに明確な境界がわからなくなっていることもよくあります。測量が最近行われていない場合は、土地家屋調査士に依頼して測量を行いましょう。
買い主にとってもきちんと測量を行った不動産の方が安心なので、取引をスムーズに進められることにもつながります。
古い家の場合は、建物を壊した方が売れやすくなることもあるので、その点はプロである信頼できる不動産会社と相談して的確な判断をしてください。
建物を残して売却する場合は、しっかりと内覧対策をすることも重要です。不動産会社に査定をしてもらうときには、掃除などに気を遣う必要はありませんが、購入希望者が内覧に来る前には、掃除の他にも必要に応じて不具合がある箇所を修繕しておくことも必要となります。

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