家の売却は早めに行った方がよいの?|家売却を泉区でお考えならご相談ください。

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家の売却は早めに行った方がよいの?

質問 父が亡くなり実家を相続し、これまで空き家の状態で所有していました。
築年数はそれなりに経っていますが、外装も含めてフルリフォームしているので、建物には価値があると思います。
先日叔父さんから自分たちで家に住まないなら人に貸すか売りに出した方がよいとアドバイスを受けました。家の価値は空き家にしていると下がるのが早いし、フルリフォームしても年数が経過するとどんどん売値が低くなっていくことも教えてもらいました。
そこで実家の売却をしようと考えているのですが、やはり家の売却は早めに行った方がよいのでしょうか?家を売りに出して売れるまでの平均的な期間がどのくらいなのかも教えてください。
家がスムーズに売れない場合に早く売るためにはどうすればよいかも、分かる範囲で教えていただけるとありがたいです。
A

家の売却期間の平均は3〜6ヶ月となっています

結論から伝えれば、少しでも高く売りたいなら家の売却は早めに行った方がよいです。
一般的に、自宅を売りに出してから売却が完了するまでにかかる期間は3〜6ヶ月となっています。人気のある物件は、売りに出した瞬間に買い手が見つかり、需要の少ない物件は半年以上かかるケースもあり、平均すると3〜6ヶ月かかります。
半年以内に売れなかった物件は在庫となり、その後も売れにくい状態が続き、1年以上経っても売れないこともあります。こうなると家の価値はどんどん下がってしまいますし、そもそも需要が低い物件には高値がつきにくくなっています。
家が売れない大きな理由は需要がないことですが、それ以外にもいろいろなことが考えられます。
その1つには、仲介してもらう不動産選びを間違うことが挙げられます。
不動産会社にも得意分野と不得意分野があり、戸建ての販売実績が少ない会社に依頼すると、家が売れにくくなってしまう可能性を高めてしまいます。特に、家があるエリアで普段活動していない場合だと、情報が乏しくなり買い手を見つけられる確率も下げてしまいます。
自宅の売却は、戸建て住宅の販売実績が豊富で、家があるエリアで普段から営業している会社を選択することをおすすめします。
家の売却価格を高く設定した場合も、結果が出にくくなります。現在はネットで不動産情報を簡単に調べられるので、買い手も不動産相場を把握していると考えた方がよいです。
売り手も事前に周辺の情報などを集め自宅の相場価格を認識して、それに合わせる、もしくは相場よりも低くして売り出し価格を設定すれば、買い手は見つかりやすくなります。
最初から安く価格を設定する必要はありませんが、売りに出して問い合わせがない、または少ない場合は早めに値下げをした方がよいと思います。
売却価格は購入希望者によって下げられることもありますので、値引き交渉に応じる用意をしておくことも大事になります。最初から最低希望額を決めて、仲介業者である不動産会社に伝えておくと、取引もスムーズにいくことになります。
自分自身の態度が悪いことも、家の売却がスムーズにいかない理由に挙げられます。
ほとんどの人にとって家は一生に一度の大切な買い物になります。買い手からすれば前にどんな人が住んでいたのか?ということには関心があり、本人が内見に立ち会ってきちんと挨拶をしなかったり不機嫌そうにしていたりすると、購買意欲を低下させてしまいます。
自分が現場に立ち会わないで仲介業者に任せても問題ありませんが、現場に立ち会う場合は態度や対応に気をつけることが大事になります。
家を売りやすくするには、不動産が売れやすいタイミングに合わせることも重要なポイントです。
不動産業界では、物件が売れやすい繁忙期と売れにくい閑散期があります。不動産の繁忙期は毎年2〜3月で、閑散期は1月と8月です。
2〜3月は、入社や卒業、転勤などの直前の時期なので新居へ引越しする人がもっとも多いタイミングとなり、家の需要も高まります。新生活が始まる4月の前に家を売りに出せば、買い手が見つかりやすくなります。
不動産会社への依頼の仕方によっても、家の売却にかかる期間は左右されます。
不動産会社との媒介契約の方法には、「一般媒介」「専任媒介」「専属専任媒介」の3種類が用意されていて、この中では専属専任媒介を選択した方が売却にかかるスピードを早められるとされています。なるべく早く、さらに高くご自宅を売却したい場合専任媒介がおすすめです。
不動産会社は、基本的には家を売ってはじめて仲介手数料をもらうという形で利益を得ています。
一般媒介の場合は、一度に複数の不動産会社に売却活動を依頼できる契約方法であるため、不動産会社としてはどこの会社に契約をとられるか分かりませせん。そのため、真剣に営業活動に取り組んでもらえない可能性を高めてしまいます。
その点、専任媒介や専属専任媒介だと、買い手を探すことができれば自分たちで確実に契約を取れることから、真剣に営業活動に取り組んでもらえて、その分家が売れやすくなります。

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