家の売却を成功させるための秘訣とは｜家売却を泉区でお考えならご相談ください。

家の売却は、所有者自身で買主を見つけて取引することも可能ですが、知り合いに家が欲しい人がいない限り、それを素人が行うことは現実的には難しいので、通常は不動産会社へ家の売却を依頼することからはじまります。
ただし、いきなり全てを不動産会社任せにしてしまうと、満足いく取引にならない可能性もあるので、売却前に自分でできる情報収集を行うとよいです。
情報収集をしっかり行わないと、家の正しい価格も依頼すべき正しい不動産会社選びもできなくなってしまいます。このことは、家の売却を失敗させる大きな要因となります。
家を売却するときには、不動産会社に依頼して査定価格を出してもらうことになりますが、査定価格は会社によって異なります。もちろん、不動産会社として少しでも高く売却できた方が仲介手数料は高くなり、売主さんも喜んでもらえるのでよいのですが、少しでも安くした方が買い手は見つかりやすいので、実際の取引ではいろいろな駆け引きが行われます。いずれにしても、家の価格には相場があるので、最低限依頼主である売主さんは自身で相場価格を把握しておきましょう。
家の相場価格は、同じ地域の似たような条件の家の価格をインターネットで調べることでも把握できますし、複数の不動産会社に査定を依頼することでも、相場価格を算出できます。また、できるだけ多くの不動産会社から査定をとることにより、各社の対応が分かるので、査定価格以外にも、どこに依頼すればよいかが見えてきます。
信頼できる不動産会社かどうかは、各社をいろいろな面で比較してみないとわかりません。また誰が担当するかによっても、査定額も対応の仕方も変わってきます。査定額や安過ぎたり高過ぎたりする場合は、査定価格の根拠を聞いてみましょう。
安過ぎる場合はともかく、高過ぎる場合はその根拠がしっかりしていて、他社には真似できないような対策が取られていれば、有利に取引を進められることになります。
家の売却は短期間で終わることもありますが、一般的には3〜6ヶ月程度を要します。その間ストレスなく取り引きするには、担当者との相性もかなり大きなポイントになります。
信頼できる不動産会社を見つけたら、契約を結ぶことになりますが、不動産の売却を手伝ってもらうための契約を媒介契約と呼びます。媒介契約には、「一般媒介契約」「専任媒介契約」「専属専任媒介契約」の3種類があり、どれを選択するかで取引の仕方も結果も大きく変わることになります。
一般媒介契約は、複数の不動産会社と契約できて、売主自身でも買主を探すことができます。買い手が見つかりやすい好条件の物件なら、この媒介契約方法がおすすめです。需要の高い家なら、少しでも窓口を広くした方が高値で売りやすくなります。
特徴の少ないと思われる家は、専任媒介契約がおすすめです。この契約は、不動産会社1社と契約して売主自身でも買主を探せる媒介契約です。先の一般媒介契約の場合は、その媒介契約をした不動産会社が一生懸命売却活動をしても自社の仲介で売買契約ができないと広告費や人件費の無駄になってしまいます。
そのため、不動産会社が売却活動に消極的になり、その結果売却期間が長引く可能性を高めてしまいます。専任媒介契約の場合ライバル会社がいないため、自社の利益が保証されるので売れるように売却活動に力を入れられます。
専属専任媒介契約は、1社としか媒介契約できません。また売主自身で買主を探せない媒介契約です。不動産会社でなければ売れないような物件であれば専属専任媒介契約を選択するとよいです。
家の販売価格は不動産会社に設定させる必要はなく、売主自身で決めて構いません。家は売る人と買う人の条件が一致すればよいため、相場価格で売りに出さなくてもよいです。
ただし、あまりにも相場価格からかけ離れていると買い手が見つかりにくくなるため、最初は高めに販売価格を設定しても、タイミングを見て上手に値下げをしていくことも、家の売却を成功させるポイントになります。
しかし、売却期間を長くとればとるほど「売れ残り物件」と思われてしまう可能性が高いので買い手は見つかりにくくなります。事情がない限り焦りは禁物ですが、長く時間を掛ければいいといったことでもありません。
急いで売る必要がないのであれば、売却に半年ほどの余裕を持って、反対に短期で売らなければいけない事情がある場合や3ヶ月位経っても買手が見つからないようであれば、相場価格よりも安い価格にして家探しの人に注目してもらえるようにしましょう。
家の売却を成功させるためには、内覧に力を入れることも大事なポイントです。見た目を良くすれば、買主の購入意欲は高まりますが、自身でお金をかけてリフォームをする必要はありません。