家を売却するときの一般的な流れとは?
両親が亡くなってから泉区の実家に家族3人で暮らしていたのですが、以前から職場まで電車で1時間半もかかり、今度子どもが東京の中学の進学することが決まったので、この機会に家を売却して東京の職場の近くにマンションを購入することにしました。 妻もこれまでは子育てに専念していましたが、子ども大きくなったので本格的に働きたいということで、何かと東京の方が都合は良いということで、思い出の詰まった実家を処分することには抵抗もありますが、家族の幸せを第一に考え決意しました。 家を売却するには不動産会社に依頼しなければいけないことは知っているのですが、家を売るまでの一般的な流れを教えて欲しいので、どうぞよろしくお願いします。 売却後に必要な手続きがあれば、それも併せて教えて欲しいです。 |
家を売却した後は確定申告を行う必要があります
家を売却するには、一般的には不動産会社を利用しますが、自分自身で取引を行うことも可能です。 しかし、価格も含めて家の売却にはいろいろな手続きや契約書などの書類の作成が必要になるため、ほとんどは不動産売買のプロである不動産会社を頼ることになります。 家の売却をお願いする不動産会社は1社に絞る必要はありませんが、事前にネットなどで情報を集めて、信頼できそうな会社を選択して話を持ち掛けましょう。 相談に行くのは手ぶらで構いませんが、家を売却するときには「所有不動産の物件概要書」「登記事項証明書」「間取り図および敷地測量図」などが必要になるので準備しておきましょう。 相談をすると、不動産会社が家の価格査定を行います。査定額は不動産会社によって異なりますので、複数社に相談すれば適正価格を把握することができます。 不動産会社を選んだら、不動産会社と媒介契約を結びます。契約の仕方には「専任媒介契約」「専属専任媒介契約」「一般媒介契約」の3種類があり、「一般媒介契約」以外は不動産会社の数を1社に絞らなくてはいけないので、それぞれの契約の仕方をきちんと把握しておくことが重要です。 その後は不動産会社が売却活動を行い、買い手候補が決まれば連絡がくるので、特に売主がやることはありません。 買い手が決まれば不動産会社立ち会いの下で売買契約を締結して物件の引き渡しと決済を行い、家の売却は完了となります。 家の売却後は、不動産売却で得た利益にかかる税金を納付するために確定申告を行う必要があります。確定申告までには期間が空きますが、必ず手続きを行ってください。 |